玄関ドアをデザインだけで決めていませんか? もちろんデザインは大きな決め手になりますが、性能や機能面でも注目するポイントがいくつかあります ドアタイプそれぞれのメリットやデメリットを記載しましたので、ドア選びの際はぜひ参考にしてみてください
選択肢は4種類
玄関タイプは4種類あります
- 片開きドア 採用
- 親子ドア
- 引き戸(スライドドア) ※OP 41,910円
- 両開きドア ※OP 価格不詳

選び方 基本は片開きドアでOK
親子ドアにしても子ドアは一度も使用しない開かずの扉になることが多いです また、玄関ドアは外壁に比べて断熱性が劣るため、必要以上に大きくするのはデメリットになります
このため、基本的に片開きドアでOKと思います
ただし、それぞれのドアで得られるメリットがありますので魅力を感じればそのドアを採用するのもありです しかし、なんとなくや万が一に備えてなど目的が不明確な場合は基本的に不要と思いますので、その場合はやはり片開きドアがオススメです
ドアタイプによるメリット
- 片開きドア
- 親子ドア、両開きドア
- 引き戸(スライドドア)
片開きドア
断熱性が良い
家の中で最も寒くなる場所は玄関となることが多いそうです 外壁や窓に比べて玄関ドアは断熱性能が低いことが原因のひとつです
壁や窓などの断熱性能はU値(熱還流率)により評価されます U値(W/m2・K)とは室内外の温度差1℃につき1m2の壁を1時間で通過する熱量です 簡単に言うと熱の通り易さを表す数値でU値が低いほど断熱性能が優れています 参考にそれぞれのU値を記載します
- 外壁
- 窓
- 玄関ドア(片開き)
玄関ドア自体の数値にはそこまで差がありませんが、外壁と比べると大きな差になります つまり玄関ドアは小さい方が家の断熱性で有利になります ただし、影響は小さいので頭の片隅に置いておくくらいで良いです 重要なのは必要もなく大きなドアにするとデメリットになるということです
間取りによる制限
玄関ドアタイプによって設置に必要となる玄関幅が異なります

- 片開きドア:1.5マス
- 親子ドア:2.0マス
- 両開きドア:2.5マス
- 引き戸(スライドドア):2.5マス※
それぞれドア自体の大きさ+余白の0.5マスが必要になります(※スライドドアは余白が不要かもしれません)
特にスライドドアは開口の大きさ1マスに比べて2倍以上必要になります
親子ドア・両開きドア
物の搬入時に広く開けられる
各ドアタイプの大きさを確認しましょう
- 片開きドア:90cm
- 親子ドア:135cm
- 両開きドア:180cm
- 引き戸(スライドドア):90cm~
ここで、冷蔵庫や洗濯機などの大型家具の搬入口として使用するため開口部を大きくしようと考えている方は要注意です 搬入物は玄関ドアだけでなく、目的地までの廊下や室内ドアを通る必要があります グランセゾンの我が家で内側寸法を測定すると以下の通りでした
- 玄関片開きドア:約76cm
- 廊下(壁から壁):約76cm
- 室内引き戸:約73cm
- 室内開き戸:約63cm
つまり、玄関ドアだけを大きくしても意味がありません 廊下や室内ドアを通らない場所となると玄関やその周辺くらいです このため、開口部を広くすることを目的に親子や両開きを採用するのは間違った選択になるかもしれません
ただし、搬入経路の確認は事前に計画すべき項目になります 大きな掃き出し窓など玄関以外に別の搬入口を確保することも必要になります 我が家もソファやダイニングテーブルなどの大型家具は掃き出し窓から搬入しました ちなみに洗濯機や冷蔵庫は約60cmですので室内ドアも通すことができます
デザイン性
デザイン面では親子ドアが優れているものが多い印象です また、子ドアにガラスが配置されたドアもあり玄関をより明るくすることができます デザイン性重視の方は親子ドアもありだと思います(両開きは見たことありません、、、)
ここは好みなので自分の気に入ったものを選びましょう
ただしドア単体で判断せず、家の外観に合うものを選ぶことに注意してください
ちなみにメーカの定価で見ると子ドアを追加すると10万円~20万円の追加料金がかかりますが一条であれば追加料金なしで採用可能です
引き戸(スライドドア)
ドア開閉が軽い
スライドドアの最大のメリットはドア開閉時の軽さにあります
一条工務店の室内は負圧のため開き戸を開ける際に抵抗がかかります スライドドアは開閉が横方向のため、負圧による抵抗がなく開閉可能です 残念ながら展示場に行っても一条工務店のスライドドアを見たことがありませんので比較はできていません
実際、我が家の片開きドア(プロノーバ)は開閉時結構重く感じます
開閉時にステップバックしなくてよい
開き戸は引いて開ける際にドアハンドルを掴んで一度下がる必要があります(ステップバック) 一方、スライドドアは横方向にドアが開くので避ける必要が無く、ステップバックせずにスムーズに出入り可能です
スライドドアのデメリット
上記のように引き戸(スライドドア)のメリットがありますが、デメリットもありますのでは採用する方は把握しておきましょう
- レール(溝)の掃除が必要
- 気密性・断熱性が下がる
- オプション費用がかかる(OP 41,910円)
スライドドアにはレール(溝)があり、砂やほこりが溜まりますので掃除が必要になります
また、ドア自体の断熱性は同じですがスライドさせるための隙間が必要で気密性・断熱性が下がってしまいます
加えてオプション費用も高価で41,910円となります
スライドドアは他にないユニークなメリットがありますので、デメリットに納得した上であれば採用するのもありだと思います
まとめ
基本的には片開きドアでOKと思いますが、機能性にそこまで差がないので以下のメリットで惹かれるものがあればそちらを採用するのもありです
各ドアタイプのメリット
- 片開きドア
- 親子ドア、両開きドア
- 引き戸(スライドドア)
搬入時に広く開けられることを目的として親子ドアを選んでも廊下や室内ドアの方が狭くメリットになりませんのでご注意ください
デザイン性で親子ドアを選ぶのは全然OKです 親子ドアは追加料金もありません
スライドドアは出入りしやすいというメリットがありますが、以下のようなデメリットもあるのであらかじめ確認し問題ない場合に採用しましょう
スライドドアのデメリット
- レール(溝)の掃除が必要
- 気密性・断熱性が下がる
- オプション費用がかかる(OP 41,910円)


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