夜中に起きてトイレに行く、、、戻ってきたら眠れない、、、そんな経験ありませんか?それは”パッ”と点灯する照明が原因かもしれません。今回我が家で実施した対策を紹介します。
夜中トイレの動線の確認
我が家には4つの個室があります
- 主寝室
- 子ども部屋1
- 子ども部屋2
- 和室
各部屋からスタートし(➡)、ゴールであるトイレの入口(➡)を目指します

照明の確認
手動のスイッチは押さなければ点灯しませんが自動のスイッチはしっかり対策する必要があります 一条工務店のカタログに記載のある ”かってにスイッチ” こちらが自動点灯のスイッチになります

荷物を持っていたり、外から帰って手が汚れていると想定される場所でスイッチを押さずに点灯するので非常に活躍します ただし、リビングや個室など長居する部屋では定期的に消灯してしまうのが煩わしく、デメリットになります
我が家の点灯タイプを自動と手動で色分けしました
- 黄色エリア:自動点灯
- 青色エリア:手動点灯

夜中トイレに行く動線で関係しているのは中央の自動点灯エリア(赤枠のエリア)のみです 何も対策が無いとこのエリアで”パッ”と点灯する照明で目が覚めてしまいます
対策
我が家で実践した3つの対策を紹介します
- あけたらタイマによる自動点灯の無効化
- 足元灯による”微”点灯
- トイレのほんのり点灯
対策1:あけたらタイマによる自動点灯の無効化
先ずはあけたらタイマについて紹介します

あけたらタイマのスイッチパネルを開けるとタイマーの設定パネルが出てきます

あけたらタイマにはいろいろな機能がありますのでいくつか例を紹介します
- 定刻点灯:設定時刻になったら点灯します
- 定刻消灯:設定時刻になったら消灯します
- 遅れ消灯:スイッチを押した後、設定時間分遅れて消灯します
- 留守点灯:設定時刻内は留守モードになり、ランダムに点灯・消灯を行います
今回は❶と❷の設定を使用します
あけたらタイマを上位に、かってにスイッチを下位に配線することで自動点灯の有効時間を制限することができます わかりづらいかもしれませんが、私が設計士に依頼した時の資料を載せます 正確ではない可能性もありますがこれで伝わりました笑

あけたらタイマがOFFの時はそれより下位のダウンライトはすべて点灯しません ブレーカが落ちた時をイメージしてください ブレーカを上げない限りスイッチをいくら押しても電気は点きませんよね?あけたらタイマが消灯中はそのような状態になります
つまり、あけたらタイマが消灯中はかってにスイッチがいくら反応しても電気は点きません 逆にあけたらタイマが点灯中も常に点いていることはなく、かってにスイッチが反応したら点くような状態になります
余談です(読み飛ばしOK)
今回のような配線はあまり実績が無いようで打合せの際に設計士さんからは「確認が必要です」と言われました 次回の打合せまで待てず、Panasonicのショールームに行ってきました。結果、「一点注意事項がありますが狙い通りの制御は可能です」と回答を頂きました 回答早かったです!
一点注意されたのは、あけたらタイマが定刻点灯の時間になった際に、かってにスイッチが反応していなくても一度点灯する可能性があるとのことでした こちらは全然気になりませんのでOKとしました(実際には点灯していない模様)
対策2:足元灯による”微”点灯
対策1により、かってにスイッチによる点灯を抑えることができました これでトイレまでの道中で電気がつくことはなくなりましたがこのままでは”真っ暗”です
そこで足元灯を計画しました 採用した足元灯はi-tabに載っていた、”かってにナイトライト”です(i-tabでは、熱線センサ付足元灯?みたいな記載でした)

かってにナイトライトは別の記事で詳細に記載しようと思いますが簡単にメリットを記載します
- コンセント埋込のため、デッパリが少ない
- バッテリ式と異なり電池替えが不要
- コンセントが一口使える
- 明るさがちょうどいい
かってにナイトライトの雰囲気はこんな感じです(実際にはもう少し明るく感じます、、、)

次にカメラの露出時間の設定を同じにして、後付けタイプの足元灯(オーム電機製)を奥側につけてみました オーム電機製の足元灯は私的には明るすぎて目が覚めてしまいます。。。

明るさと壁からのデッパリについて並べて比較するとこんな感じです
デッパリは Panasonic:約15mm 、 オーム電機:約30mm

設置は全部で4ヶ所で、3マスに1つ設置しています 明るさは充分ですが、センサが検出できないため、最大でも3マスに1つくらいが適当かと思います

対策3:トイレのほんのり点灯
対策1、2によりトイレまでの道中は完璧ですが、トイレ内で”パッ”と点灯してしまっては台無しです 最後の対策としてPanasonicからでているトイレ特化型のかってにスイッチを紹介します

かってにスイッチ(トイレ壁取付)では、ほんのり点灯モードが設定できます ほんのり点灯モードでは、照明の明るさを抑えてゆっくりと点灯してくれます

再度カメラの露出時間を同じにして通常モードとほんのり点灯モードで比較してみました

ほんのり点灯モードの明るさは調整できます 写真は明るさを最低の設定にして撮影しました
残念なのは背面収納の間接照明。。。我が家では明るさが変わりませんでした 可能かわかりませんが、ここもほんのり点灯と連動したらもっといいですね
まとめ
夜中のトイレで目が覚めてしまう一番の原因は”パッ”と光る照明と思います 我が家では以下3つの対策をしました
- あけたらタイマによる自動点灯の無効化
- 足元灯による”微”点灯
- トイレのほんのり点灯
我が家で選定した仕様の型式は以下の通りです(金額が分からないので後ほど追記します。。。)
- あけたらタイマ:WTC5333W
- かってにナイトライト:WTF4065W
- かってにスイッチ(トイレ壁取付):WTK12749W
私は何度かトイレで起きてますが、トイレから帰ってもすぐに眠ることができました(最初の頃はこの光景を見て嬉しくて興奮してしまい目が覚めてましたが、、、笑) 大満足です!
追加予定・・・
先ほど紹介した動線では和室と主寝室からトイレに行くルートは遠回り(×)のため、下記の図の濃い緑色のルートが正しい動線です 現在はこのルート上に足元灯は設置してませんので、2ヶ所の〇の位置にあるコンセントを変更して足元灯を追加しようと計画しています



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